【PJCS2022予選使用構築】三者三妖ディアルガザシアン

PJCS予選に参加した皆さん、お疲れ様でした。

INCのように参加賞がなく、当然参加賞目当ての初心者もいないので、終始真面目な構築と当たる厳しい環境だったと思います。

全4回の予選を終えて本選を通過することができなかったので、実績ある構築というわけではないですが、考察の結果を残しておきたく記事を書こうと思います。

 

 

 

構築経緯

4月中旬のいわゆるRinya Sunが流行り始めたころ、ぼくは初手のリザードンを何もさせず落とすことに執心していました。いろいろな初見殺しを考えたのですが、INC Apr.ではスカーフ+ダイロックを組み込んだ構築を使用しました。

 

INC Apr

 

さすがに最速スカーフゴルーグの性能が尖りすぎてて最終1985位という渋い結果だったのですが、ディアルガがどういうポケモンなのかを学ぶことが出来ました。

ディアルガは火力が高い反面火力バフを使えないので、初手ですてぜりふやかいでんぱ、バークアウトなどを食らうとダイマックスを凌がれてしまいます。また、性能の大部分をダイマックスに依存していて、ダイマックスが終わるとほぼ置物です。

こういった特徴から、ダイマックスターンをフルに活かせる構築を目指しました。

は確定。まず、他のディアルガユーザーがよく採用していたを採用し、このゆびとまれでデバフ技をディアルガに向けないことを目的としました。同時に、詰めの盤面でザシアンオーガグラ黒バドを広く相手にできるも採用しました。

続いて、ここまででリザードンが苦しいので誘ってカモれる枠を考えました。壁ヨロギまで考えるとがんぷう+ダイロックを打たないといけないので、がんぷうを打てるポケモンが候補になります。

最初に考えたのは、でした。ガオガエンを牽制しつつ、ワイドガードでバークアウトを防ぐことができます。しかし、すぐ倒れることと、タスキとダイロックの相性が絶望的に悪いことから採用を見送りました。

代わりに、スカーフ悪を採用しました。すぐ倒れてしまうのは同じなのですが、あんこくきょうだと特性が桁違いに強く生存したときのアドバンテージが大きいこと、詰めの場面でも活躍できることが決め手でした。

最後に、まだバークアウトが相当キツイこと、に対してトリル下で粉打たれてるだけで負けることから、くろいきりを採用して構築を完成としました。

 

構築名はフェアリータイプが三体という偏った構成から。

 

 

個体解説

ディアルガ

・もちもの: いのちのたま
・実数値(個体値): 193(140)-x-151(84)-222(252)-121(4)-114(28) 
・技構成: ラスターカノン/ときのほうこう/だいちのちから/パワージェム
・調整意図: 

  • S: S↓最速100族抜き
  • C: 最大
  • HB: 断崖×2+珠ダメを概ね耐え

主軸です。
ダイマックス中のパワーには目を瞠るものがあり、HDに大きく割かないガオガエンはドラグーンで一撃など、等倍ドラグーンは多くのポケモンを確定一発に押し込みます。
予選では全ての試合に選出し、ダイマックス率は100%でした。信頼しすぎていた感さえあります。

一生ダイマックスが終わらなければいいのにと思いますが、もとに戻るとすぐザシアンの聖剣で縛られるのが哀しいです。

4つ目のわざとして、リザードンを初見殺しするためにダイロックを搭載しましたが、ふぶき、まもる、トリックルームなど色々な選択肢があると思います。

 

そういえばLEGENDアルセウスまだガチグマと仲良くなるとこまでしかやってない...

トゲキッス

・もちもの: リリバのみ
・実数値(個体値): 191(244)-x-134(148)-140-165(116)-100 
・技構成: マジカルシャイン/このゆびとまれ/てだすけ/まもる
・調整意図: 

  • HB: リリバ込みでザシアンの特化きょじゅうざん耐え
  • D: 11n

かつては白い悪魔として恐れられていたこのポケモンも、今では味方への攻撃を肩代わりしたり、味方を手助けをするようになった——

 

というわけでサポートのトゲキッスです。ディアルガが特に打たれると厳しいダイアースを無効化・牽制することができます。
しかしながらこの環境では耐久が心許ないことに加えて、当たったのが黒バドザシアンやオーガザシアンだらけだったためにダイアースを透かすという役割を果たせないことが多かったです。

この枠をより環境にあったポケモンに変えていればもっと勝てたのにと思うと悔しい。
選出率は10/40

ザシアン

なんだそのアホ面は

・もちもの: くちたけん
・実数値(個体値): 191(188)-231(156)-137(12)-x-136(4)-187(148) 
・技構成: きょじゅうざん/じゃれつく/せいなるつるぎ/まもる
・調整意図: 

  • なんかサークルメンバーが考えたのパクっただけなのでA=11nしか分かりません。

本ルールの最強ポケモンです。全試合で選出しました。
ディアルガ系統の構築だと黒バドを採用するものもありますが、ガオガエンイベルタルにたいして勝てることがあることを考えてザシアンを採用しました。じゃれつくを外さなかったのでえらい子です。

なんで調整しらんねんて感じですが、もともと陽気ASを使っていて最速じゃなくていいな~と思っていたところに調整が舞い込んできたので思考停止で採用しました。

 

余談にはなるのですが、このサークルメンバーの彼( @tomoka_poke )がポケGOの方でPJCS出場権を獲得したそうなのでみんなで応援しましょう!がんばれ~!

ゴリランダー

・もちもの: おはなのおこう
・実数値(個体値): 193(140)-187(196)-127(132)-x-95(36)-106(4) 
・技構成: グラススライダー/10まんばりき/ねこだまし/まもる
・調整意図: 

  • A: 11nかつ、H252B4オーガに最高乱数切って一撃
  • H: フィールド回復効率意識の16n+1
  • HB: ザシアンのきょじゅうざん耐え

これも彼の考案した調整をパクりました...

火力のある先制技を使えるため、入れておくと縛れる機会が増えて楽に立ち回れるのがよいところです。
対戦していて黒バドからの被ダメをもっと抑えたいと感じましたが、チョッキだとカイオーガが一撃で落ちないことがあるほか、まもるのおかげで勝てる試合もあったのでどちらが良かったのかは今も分かりません。

選出率は高く30/40です。

カプ・レヒレ

・もちもの: たべのこし
・実数値(個体値): 177(252)-x-165(116)-116(4)-158(60)-115(76) 
・技構成: マジカルシャイン/いやしのはどう/くろいきり/まもる
・調整意図: 

本構築最後のピースであり、白バドパルキア戦での活躍はMVPと言っていいほどでした。

とくにくろいきりという技が強く、白バドのような自らにバフをかけまくるポケモンに対してとても有用に働いていたと思います。弱点保険ダイアースを耐えてくろいきりするの気持よすぎてほぼイキかけました

ほかにもディアルガより先にくろいきりすることでもらったデバフを無効化したり、ザシアンに打つことで実質特性いかくになることもできます。

サポート一辺倒のレヒレは初めて使いましたが、癖になる性能でした。好きです。

選出率はもっとも低い9/40ですが、しっかり活躍してくれました。

ウーラオス(いちげきのかた)

・もちもの: こだわりスカーフ
・実数値(個体値): 175-200(252)-121(4)-x-80-149(252) 
・技構成: あんこくきょうだ/インファイト/がんせきふうじ/てだすけ
・調整意図:

  • よくある意地AS

この構築の歪みを一点に引き受けた悲しきポケモンです。

Rinya Sunのようなグラリザ構築に対して選出して、グラリザかロンゲリザならリザードンにがんぷうを打ちます。ガエンリザならグラ引きか猫か択ですが、てだすけすることに決めていました。(結局その場面は訪れませんでしたが)

意地っ張りなのは火力を重視したことと、Sに補正をかけなくても最速黒バドを抜けることが理由です。意地の火力によってあんこくきょうだ+ドラグーンでチョッキボルトロスが落ちますが、スカーフ最速オーガを抜けてなくて負けたこともあるので一長一短でした。

随所でこのポケモンの強さが垣間見えたので、それを強い型で使えなかったことが申し訳ないです。でも、おかげでしっかりグラリザには勝てました。ありがとう...

結果と戦績

結果は26勝14敗でした。最高レートは1712、最終レートは1674です。

禁伝の組み合わせ別で見ると、

黒バドザシアン...8勝3敗
オーガザシアン...5勝4敗
白バドパルキア...2勝1敗
イベルザシアン...2勝1敗
グラザシアン...2勝1敗
イベル黒バド...1勝1敗
黒バドオーガ...2勝
グラオーガ...1勝
日ネクイベル...1勝
ルギアオーガ...1勝
イベルレシラム...1敗
ホウオウザシアン...1敗
キュレムザシアン...1敗
ルナアーラザマゼンタ...1勝

となっています。オーガザシアンに対しては負けないくらいの自信を持っていましたが、レートが高くなるほどオーガを選出しなくなる人が増え、ゴリランダーを通せないことが多くなっていきました。

また、黒バドやイベルなど一致技がディアルガに等倍でバークアウトを覚えるポケモンは対策したにしろキツイと考えていたので、勝ち越せてよかったです。(とはいえ対イベルの戦績は渋いですが)

最後に

改めて、お疲れ様でした。そして予選抜けした方々おめでとうございます!

剣盾のINC Feb.2020からダブルバトルを始めて、いつのまにか2年が経っていました。WCSやJCSの出場者が周りにいる恵まれた環境のなかでダブルをしてみたいと思い立ち、今では近いレート帯でわちゃわちゃできるまでになりました。サークルのメンバーと励まし合いながら潜るのはほんとうに楽しかったです。
初めていきなり上手くなるような真似はできませんでしたが、ちょっとずつ進歩してきたその成果を戦績に残せたかなと思います。

しかし同時に、予選抜けできなかった悔しさも多いにあります。来年度のVGCは次回作だと思うので、そこでリベンジしたいです!
それまでは、大学院を無事卒業して就職できるようリアルの方にも注力していこうと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

おまけ

なぜかみんな左を向いてる写真。かわいい。

 

 

【オフレポ】なつウヒオフに参加してきました!

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人生で初めてのオフ会というものに行ってきました! これ↓

ntmg-poke.hatenadiary.com

なにかいまオタクとしての新たな一歩を踏み出したような気分になっています。

というわけで以下オフレポ

 

 

 エントリー

主催のナツメグさんはとんでもないギャグセンによりTwitterでバグレベルの人気を誇っているので、当然このオフ会もバグレベルの人気となっております。

参加する気マンマンだったのでエントリー開始後10分とかで申し込んだんですけど、あとで先着順の参加者一覧みたら定員25人中14番目とかだった。あっぶな。

キャンセル待ちがたくさん出てたので地味に第0予選でした。

 

 オフ会当日

家が結構近かったので開場時刻より早く着きました。

さすがに暇なのでちょっと散歩しました。

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東大島は川の上にガラス張りの駅舎が跨っててキレイなのですき。

 

会場に着くと、運営の皆さんと一番乗りのトシニキさんがいました。早すぎる。

ちょっと待つと運営側なのに遅刻したやなぎくんとか、初めましてのみずこさんとかが来ました。トシニキさんがめちゃくちゃ顔が広くて、隣にいて盛り上がってる会話にカットインするだけで簡単に初めましてのあいさつができるのでとても助かりました。このあたりでかなり緊張が和んでよかった。

その他の方々にも、オフ会開始前にたくさん挨拶しました。会場に早くつくとそれだけ会話できる量が増えるのでアドです。みんなもオフ会は早くに着こう。

 

大会パート

こうちく

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てるチャレで使った構築がレジエレキ激重編成だったので、ルンパッパをキングドラに入れ替えて持っていきました。もう他はよくいるやつです。

1戦目 やなぎくん

初戦の相手はやなぎくん。初戦に戦闘狂の実力者と当たるのイヤすぎと話題に...

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と思ったらやなぎパじゃなかった。晴れとかポリ2とか出てきたら鬱だったので一命をとりとめました。

なんやかんやグドラ押し付けて勝ちました。(雑)

2戦目 えげさん

2戦目も実力者の方...。一方的に知ってるだけだったので挨拶がてら雑談をしてみると、えげさんも剣盾からダブルを始めたそうで、成長速度の差を感じました(TT)

あとえげさんめっちゃオシャレでした。

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構築は確かこんな感じ。グドラオーガでエレキボルトの対処に苦労してたらゼルネにしっかり詰められて大敗。終始えげさん側に余裕があった雰囲気でした。

3戦目 ゆーりおさん

ゆーりおさんはかなり最近にダブルバトルを始めた方で、ツイッターアカウントも初々しさのあるFF数でした。ここは先輩の威厳を見せつけていこっかな~

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負けました。

初手まさかのダブルいたずらごころをなんとか躱して、天候も取ったしさすがに詰めたやろ!(^^)って顔をしてたらふつうにdekamaxバナに暴風耐えられて捲られました。

中盤めっちゃ余裕の顔面してたの恥ずかしすぎ...

4戦目 narumeさん

もうあとがない4戦目は当日の朝にフォローをくれたnarumeさん。リタイアかかってるにもかかわらずお互い頑張りましょ~みたいな和やかな雰囲気だしてくれて助かりました。

さて見せ合い

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あれ、、、なんか見たことある並びだな...

ん?このおっさんは......

 

こげの構築や~ん!!!

kogepanna.hatenablog.com

サークルの後輩でいつも構築組むときにアイデアをくれる実力者、本ブログの準レギュラー(言い過ぎ)ことこげぱんさんのつよつよ構築はこちらです。

なんか中身を知ってる構築が来たのでそれはちょっとラッキーでした。あんまり試合展開を記憶してないんですけど、とにかく壁を張られたくなくてオーガに消し炭にされる覚悟でガエンに猫を打ってもらったのが最終的に功を奏したとおもいます。

 

余談ですけど隣にシャンディさんがいてめちゃくちゃ緊張しながら話しかけました。ぼくがダブル始めてから初めての全国覇者なので、隣に座ってるのうおおってなってましたけど気さくに会話してくださって感謝です!

5戦目 らいかさん

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たしかこんな感じ...?ボルトがいたか自信ないです。

相手のパーティーにグドラオーガが刺さりまくってたので、ゴリ押しして最後黒バドにあんこくきょうだ打ってFinish! 気持ちよく勝てた。

予選結果

戦績は3-2でした!

最初に3-2の人はオポ次第で決まると言われてて、序盤に負けてしまったのでギリギリのライン...祈祷師になりました。

結果、16位で予選抜けしてました!クロさんの遅刻に救われた形になりました。

 

昼休憩

昼休憩は、てるるんさんとやなぎくんと買い出しに出たのですが、いちばん近いコンビニであるはずのセブンが見つからなくてみんなで迷いました。

あんな近いのに迷うの意味わかんなくておもろかったです。

本選に間に合わなさそうでダッシュ帰宅したんですけど、主催が本選開催予定時刻を超えてものほほんと昼飯を食べてたので微妙な心境になりました。

本選1戦目 ひろきんぐさん

16位通過なので、決勝トナメ1回戦は予選全勝1位のひろきんぐさんと対戦です。

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ラティオスはなかなか見ないポケモンで難しいですが、初手でこちらがウーラサンダーと選出すればかなり幅広く対応できそうだと思いました。裏はとりあえずオーガと、ゴリラをカバーできて猫で詰めていけるガオガエンを選択。

結果から言うと、プレミの嵐で負けました。

とくに、S抑えて後続で上とれるやん!と思って押したウェザボ元のダイアタックが、相手が降らせた雨のおかげでダイストリームとして出力されたときは白目ひんむきました。。。

構築的にはそこそこ有利だったんでかなり落ち込みました。

 

結果として、ベスト16でした!

まあ、強者揃いだったので期待した以上の結果でよかったです!

フリータイム

戦線から抜けたひとはそこらへんで好きなことをしていました。GarticPhoneをしている人々、過去ルールで対戦する人々、ポケカする人々、厳かに配信卓の観戦をしている人々,,,

いろいろ覗いて回ってましたが、この時間のためにちょい前のポケカを持ってきたのでナツメグさんを誘ってやることに。

と思ったら途中から対面に座っているのががはくさんに変わってました(ナツメグさんは運営側の仕事が忙しかったっぽい)。

がはくさんはポケカ現役でナツメグさんのデッキの現役のものなので、うちのズガアゴは終始圧倒...。初手からVIPなんとかでめちゃくちゃ展開されて速攻でヘルガー立てられて活力の壺とかいうズルアイテム使われてこっちはヒードランGXスタートとかいう事故よりの初手で、みたいな感じで抗ったけど押し切られました。やっぱ新しいカードは強い。

共通の知り合いの話とかもできて楽しかったです、ありがとうございました!

 

あとこの対戦の途中に有馬記念見てました。ナツメグさんが初競馬で1番人気単勝で勝ってたところをりっちゃんさんが見て後悔してました。そしてぼくはそれを見て笑ってました(最悪)。

りっちゃんさん、おとなしい方なのかな、と思ったら競馬の話になるとすごい饒舌で、賭け方もかなりクレイジーだったので印象的でした。

 

さいごにもう一戦、Reiくんとポケカをやりました。Reiくんの持ち込みデッキは悪ミュウミュウという、ぼくのポケカ現役時代のカードがたくさん入ってるやつでかなり相手の動きを理解しながら回せました。

序盤は押され気味でしたが、ビーストリングを1ターンに2回、溶接工とチャージアップも使っていきなりブラッキー&ダークライを吹き飛ばして捲り、最後に気合で超エネを引っ張ってきてベノムシュートでデデンネ狩って勝ちました!やったね

ズガアゴはあのめちゃくちゃにエネルギーがついていく瞬間が気持ちよくてすきです。

LEGENDSアルセウス争奪戦

さいごにこれだけは書いておかなければいけません。

べつに対戦で勝ってもいないのに景品のアルセウスをかっさらっていったのはぼくです。豪華な景品を用意してくださったkoyukiさん、予約しているからと快く譲っていただいたショックさん、ありがとうございました!

 

ショックさんとの王様じゃんけんでは、オタクはチョキが好きという謎の偏見の下グーを出し初戦を勝ち抜け、強いひとは同じ手を繰り返し出してくる読みの下で二回戦でもグーを選択しました。

相手依存の行動ですが、読み勝てて2/36に勝ち抜けたのはデカかったです。

さいごの決勝の相手はふゆばれさんということで、やっぱりポケモンが強いひとはじゃんけんも強いんだなぁという気持ちでした。

格上で完全に行動が読めなかったので、ふゆばれさん戦では100%感覚で、出す手を選択しました。一度あいこになったときは怯みましたが、自分の手を信じ抜いたことが勝ちに繋がったとおもいます。

 

次回の景品争奪じゃんけんが開催された際にも勝ち抜けるよう、これ以降も精進していきたいです。

 

さいごに

なんか書きたいこと書きなぐっていたらバカ長くなりました。

 

参加者一覧みてて「なんか強い人ばっかいる...」ってガクブルしてたけど蓋を開けてみれば皆さんフレンドリーで、たくさん話せてサイコーに面白かったです!

この記事本文に出てこないけど会話した方もたくさんいます。快くぼくの喋りを聞いてくださってありがたい限りです。

残念ながら話せなかった方も、またお会いする機会にぜひたくさんお話できればと思います。

あらためて、本日交流してくださった皆さん、運営の皆さん、ありがとうございました!!!!!

【トリックリリック最終224位】粉トリル絶対許さん委員会

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マタドガスがぜんぜん前に来なかった...

【構築経緯】

長いので注意!読み飛ばしても大丈夫です(たぶん)

種族値低めのプールは好きなのでやることに。
もとからちょいちょい考察をしていたが育成する暇もないところ、サークルの後輩のこげ(AKP|こげぱん🍎 (@kogepannachan) | Twitter)が仲間大会を開くというので、とりあえず荒波に揉まれてみることにしました。

トップメタっぽいなあというf:id:UtakataNoKakioki:20211028020019p:plainf:id:UtakataNoKakioki:20211022010817p:plainf:id:UtakataNoKakioki:20211028020200p:plainf:id:UtakataNoKakioki:20211023232245p:plainf:id:UtakataNoKakioki:20211028020254p:plainf:id:UtakataNoKakioki:20211028020307p:plainで突っ込んだところ、f:id:UtakataNoKakioki:20211028020019p:plainf:id:UtakataNoKakioki:20211022010817p:plainf:id:UtakataNoKakioki:20211022010623p:plainf:id:UtakataNoKakioki:20211022010817p:plainを合わされ、オーロンゲが何もせず倒れていった試合がありました。
ロンゲは間違いなくトップメタだという考えがあったので、仕事をさせず処理できるマタドガスはそこに刺さっていくだろうという可能性を感じた瞬間でした。

このような経緯でマタドガスに興味を持ちましたが、ただドガスとドラパを並べるのでは面白みに欠けるので、なにかできることがないかな~とGoogle先生に質問。

crobato.hatenablog.com

「面白そうな構築、あるやないかい...!」

引用先を見ていただければ詳しい解説が読めます。
簡単に解説すれば、当時流行っていたエルフーンによるおいかぜ構築に対して、かがくへんかガスでいたずらごころを無効化しつつ、スカーフバイバニラのこごかぜ+最速マタドガスの毒技で何もさせずアドバンテージを取っていく構築です。
この並びを使えばマタドガスダイマックスを切る行動を正当化できるし、面白さ100点じゃん!ということで、構築の方向性は決定しました。
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次に、ダイマックスマタドガスの隣ですばやさ操作をするポケモンの選定にとりかかります。
満たしてほしい条件は、

  1. スカーフを持った状態で最速ドラパルトより先に行動できること。
  2. 火力がある程度あること(マタドガスの火力が不安なため)
  3. ダイマックスドラパルトの攻撃を一回耐えること。(最速マタドガスがすばやさ1段階下降の最速ドラパルトより遅いため、できればすばやさを2段階下げたい)

です。ちょっとハードルが高く、こごえるかぜを使うポケモンはドラパルトに弱点を突かれるか火力に欠けるかでした。
無効タイプがないのでできればこごえるかぜの方が良かったのですが、エレキネットを使えるポケモンにまで広げて調べてみると、デンジュモクがこの条件を満たしてくれるのではないかと気付きました。ドラパルトの攻撃を耐えるには耐久に努力値を振らないといけませんが、割り振る余裕がない特攻はもともとの異常に高い種族値で補えています。
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また、ドラパルトを採用することもこの時点で決めていました。ドラパルトにぼうじんゴーグルを持たせれば、デンジュモクの上からの範囲技と合わせて相手のいかりのこな+トリルをいきなり阻止することができます。こういう意表を突く攻撃はぼくの大好きな戦術です。
さらに、ダイマックスドラパルトはマタドガスと並べても強力です。隣に並ぶマタドガスはふつうはおにびやちょうはつを採用した補助的な型が多いですが、ダイマックスを前提とした攻撃的な型でもその強さは変わらないと考えました。
加えて、ドラパルトと並べることで、選出段階でマタドガスダイマックスを予想させない効果も期待しました。(もともと予想しないとは思うけど)
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ここまでで、先発の並びのパターンを考えてきました。したがって、残りの枠で後発に出して強力なポケモンを採用する必要があります。
このうち1匹はミミッキュですぐに決まりました。その強力さはみなさんご存じの通りだと思います。
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この4匹では、デンジュモクに猫トリルを合わされたり、まねっこトリルされるなどでトリックルームを展開されたときにしんどすぎるであろうことが課題です。
このためにトリックルーム下で活躍できるブリムオン、ギガイアスダダリンなどをピン挿しすることも考えましたが、選出してトリックルームを展開されなかったときや、盤面に出たタイミングでトリックルームが枯れたりしていると動かしにくそうなのがイヤでした。

相手もトリックルーム下でエース運用してきそうなこれらのポケモンに強く、トリックルームがないときでも動かしやすいポケモンがいないか探していたところ、ギルガルドがヒットしました。
決して一方的な有利を取れるポケモンではありませんが、シールドフォルムの高い耐久とキングシールドでターンを稼いだり、相手の抜群技を耐えてじゃくてんほけんを発動させ下から抜群技で切り返していく動きができます(ダイマックス状態を考えています)。トリックルームじゃくてんほけんは、味方のミミッキュで能動的に起動していけるのも便利です。
上で列挙したトリルエースと違って、トリックルームがない状態でも、高火力のかげうちで負荷をかけていくことができます。
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構築最後の一匹は、ゴーストタイプの一貫がきつすぎることを勘案して、ノーマルタイプのポケモンを採用することにしました。
この枠については、こごえるかぜを使えてすばやさも耐久もそこそこあるシルヴァディを選択しました。
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結果として、かがくへんかガスで特性が消えても意図通りの活躍ができるポケモンか、かがくへんかガスの影響を受けない特性を持つポケモンを多く採用できました。マタドガスを軸とした構築としては、かなり美しい並びになったんじゃないかなと思います。
ブログタイトルは粉トリル絶対許さん委員会ですが、メインプランはあくまでマタドガスダイマックスです。

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【個体紹介】

マタドガス

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・もちもの: たつじんのおび
・実数値(種族値): 141(4)-x-141(4)-150(252)-91(4)-111(244)
・技構成:マジカルシャイン/ヘドロばくだん/ねっぷう/まもる
・調整意図

構築の軸、自慢のCSマタドガスです。
前述のとおり環境の種族値が高くなく、オーロンゲやギガイノラゴンの並びをはじめとして特性に依存した強さを持つポケモンが多いと考え、軸として選びました。
ダイマックスを使うのが基本の動きなので、技範囲の広い3W+まもるの構成にしています。
もちものはダイマックス時の制圧力を高める達人の帯ですが、ガオガエンに対してダイフェアリーのダメージが足りないので、いのちのたまでもよかったかなと思います。
オーロンゲの上から行動できるのがめっちゃ偉いです。

ドラパルト

f:id:UtakataNoKakioki:20211028025248p:plain
・もちもの: ぼうじんゴーグル
・実数値(努力値): 163-172(252)-96(5)-x-95-213(252)
・技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/そらをとぶ/まもる
・調整意図

粉トリル絶対許さん委員会の委員長。
対ガチトリルにデンシュモクと合わせて初手で選出し、デンシュモクの範囲技でタスキ削りや皮破りを行ってから、いかりのこなガン無視のダイホロウでトリラーを爆発させます。環境のトリックルーマーのうちゴースト技で弱点を突けないのがウツロイドカラマネロのみなのでできる戦術です。
技構成はダイマドラパとして標準的な3W+まもるです。ダイウォールの媒体枠のまもるはおにびやバトンタッチでも面白そうでしたが、かげうちによる縛りを逃れるという観点でまもるを選択しました。

デンジュモク

f:id:UtakataNoKakioki:20211028025322p:plain
・もちもの: こだわりスカーフ
・実数値(努力値): 175(132)-x-98(52)-202(68)-92(4)-148(252)
・技構成:エレキネット/ボルトチェンジ/マジカルシャイン/10まんボルト
・調整意図

  • S: 最速
  • H: 16n-1
  • B: 陽気A252振りドラパルトのダイホロウを耐えるまで
  • C: できるだけ高く
  • D: 余り

マタドガスのサポート役です。
かがくへんかガスによって、魅力であるビーストブーストが消えてしまうのがちょっとしたアンチシナジーですが、火力は隣のダイアシッドで補強できるということで妥協しました。
その他の役割として、範囲技による削りや、アーマーガアで詰まないようにする役割があります。
物理耐久方面はダイマックスドラパルトを意識したものですが、珠を持っているとダイホロウが不利な乱数になっているので、HやCに振っている努力値をBに回したほうが良かったと思います。切りのいいHP実数値にこだわりすぎました。

シルヴァディ

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・もちもの: とつげきチョッキ
・実数値(努力値): 201(244)-x-116(4)-117(12)-116(4)-160(244)
・技構成:バークアウト/こごえるかぜ/10まんボルト/トライアタック
・調整意図

  • S: 最速ワルビアル抜き
  • H: デバフを掛ける回数を意識して高めに、奇数
  • BCD: 余りをいい感じに配分

最後に構築に入ってきたポケモンで、そこそこある耐久からデバフを撒くのが役目です。コントロール系の構築に対して選出して試合のテンポを合わせたり、ブリムオンにバクアをぶつけて弱体化させたりします。
また、ドガスジュモクの並びで不利をとるワルビアルに対して、上からこごかぜを入れてS関係を逆転させダイフェアリーを通すこともできます。
バクア・こごかぜはコンセプト、10まんボルトは重いアーマーガアへの打点、トライアタックはタイプ一致打点として採用しました。
調整の結果火力に欠ける配分になり、デバフをかける以外の役割を果たせなくなったのが反省点でした。活躍した試合もありましたが、もっといいポケモンがいるような気がします。

ミミッキュ

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・もちもの: アッキのみ
・実数値(努力値): 161(252)-156(252)-101(4)-x-125-90 ※S個体値ゼロ
・技構成:じゃれつく/ゴーストダイブ/トリックルーム/かげうち
・調整意図

  • S: 最遅
  • A: 最大
  • HB: 総合耐久が高くなるように適当に振り分け(もうちょっといい配分があるかも)

後発の行動保証+トリックルーム起動役の万能ポケモン
タイプ一致のじゃれゴダと先制技のかげ、能動的にトリル展開するためのトリルを採用しました。ゴーストダイブは珍しいように思われますが、読まれづらく、技を透かしてアドバンテージをとれることが多くて楽しかったです。
もちものをなんとなくアッキにしたのですが、発動しても行動回数に影響することが少なかったような気がします。数の多かった珠が結論だったのかな...と思います。
また、アッキのみとのシナジーを考えて、ドレインパンチを採用しても良かったかもしれません。ダイナックル媒体や重いキリキザンへの打点としての役割も期待できそうです。

ギルガルド

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・もちもの: じゃくてんほけん
・実数値(努力値): 165(236)-112(252)-161(4)-x-161(4)-82(12)
(※実数値はシールドフォルムのときを参照)
・技構成:アイアンヘッド/せいなるつるぎ/かげうち/キングシールド
・調整意図

  • A: 最大
  • S: ミラー意識
  • H: できるだけ高く、奇数
  • BD: 余り

後発のスイーパー(?)兼、トリル構築のエースと打ち合うポケモンです。
ダイマックスしたときの爆発力を考えて、もちものはじゃくてんほけんです。相手のダイマックス弱点技をキングシールドやダイマックス状態で受けて切り返していくほか、ミミッキュのかげうちで起動することもできます。
技構成は、フォルムを適切に変えて実質種族値を高められるキンシ、先制技のかげうち、タイプ一致のアイアンヘッドと、最後の枠にはガオガエンキリキザンに打てる格闘技のせいなるつるぎです。打ったあと耐久が下がるのを嫌ったので、インファイトは採用しませんでした。
A特化のかげうちの威力がかなり高く、耐久の数値も申し分ないので、遅いすばやさにかかわらず後発での対面性能がありました。個人的にはもっと使われてもいいポケモンだったんじゃないかなと思います。ミミガルドでかげかげをミミッキュに集中していきなり落とすのが読まれにくくて楽しかったです。

【選出パターン】

基本的に、ドラパルト、マタドガスシルヴァディは先発に出さないと弱いため、後発では出さないように意識します。
後発にはミミガルドが強いですが、物理耐久の高いポケモンが見えたらデンジュモクを検討します。

先発:f:id:UtakataNoKakioki:20211022010623p:plainf:id:UtakataNoKakioki:20211022010719p:plainf:id:UtakataNoKakioki:20211022010817p:plainf:id:UtakataNoKakioki:20211022022958p:plain
後発:f:id:UtakataNoKakioki:20211022010916p:plainf:id:UtakataNoKakioki:20211022015902p:plainf:id:UtakataNoKakioki:20211022010719p:plain

から選出を決めるようなイメージでした(もちろん時には柔軟に対応します)。

基本選出

先発:マタドガスf:id:UtakataNoKakioki:20211022010610p:plainデンジュモクf:id:UtakataNoKakioki:20211022010719p:plain
後発:ミミッキュf:id:UtakataNoKakioki:20211022010916p:plainギルガルドf:id:UtakataNoKakioki:20211022015902p:plain

基本的には、初手ダイマックス+エレキネットから攻めていき、頭数を減らしてから後発の対面性能で詰めていきます。
相手の構築にアーマーガアがいるときは特別にデンジュモクの生存を意識し、ボルトチェンジで即引くなどして大事に扱います。

対ガチトリル

先発:ドラパルトf:id:UtakataNoKakioki:20211022010817p:plainデンジュモクf:id:UtakataNoKakioki:20211022010719p:plain
後発:ミミッキュf:id:UtakataNoKakioki:20211022010916p:plainギルガルドf:id:UtakataNoKakioki:20211022015902p:plain

粉トリル絶対許さん選出をします。猫無効が3枚いるので相手視点で出しにくいと思ってはいますが、もしも選出されトリックルームを通されたときの保険として、ダイマエースと打ち合えるギルガルドトリックルームを解除できるミミッキュを後発に控えさせておきます。

【重いポケモン

キリキザンf:id:UtakataNoKakioki:20211028022758p:plain

本環境の結論とも言うべきポケモンで、悪と鋼の技範囲はこの構築にも非常に刺さっています。
まずまともな打点が、ドガスのねっぷうとガルドの聖剣か、デンジュモクのでんき技しかありません。その上ダイマックス技で耐久を上げてくるので、処理に時間がかかりやすいです。
ダイマックスされてもチョッキ以外ならデンジュモクのエレキネット+マタドガスのダイバーンで乱数にまで押し込めますが、残念なことに本大会ではチョッキが多く採用されていました。
ダイマックスしないタスキ型なども一定数いましたが、こちらもふいうちの火力がかなりあるので厄介です。

ガオガエンf:id:UtakataNoKakioki:20211023232245p:plain

このポケモンは、事前の仲間大会などによる環境分析で威嚇枠としての評価を落としていたように思います。
しかし本番では、高い攻撃種族値と低くない耐久を買われて、アタッカーとして採用されていることがありました。
キリキザン同様打点に欠けているので、耐久を上げる技は採用されにくいものの、ダイマックスを切られるととてもしんどかったです。

両者の共通点を見れば分かる通り、フェアリーが抜群でない悪タイプに対しては滅法弱いです。
キリキザンガオガエンに対しては、タイプ一致技の両方を半減で受けられるポケモンがいなかったのも重くなった原因であると思います。

【戦績 & 振り返り】

f:id:UtakataNoKakioki:20211024164717p:plain

結果は、最高レート1674、最終レートは1660の224位でした。細かい勝敗は記録してませんが、16-5くらいの戦績だったと思います。
21戦少なすぎやろって感じですけど、1日目は構築組むのに費やして2日目はライブに行ってたのでトリリリやったのは実質1日です。CYaRon!ちゃんめっちゃ近くてサイコー

レート1700代のプレイヤーにも5分で戦えてたので、もうちょっとやれば上を目指せたのかな、と思う反面、記事を書いていて構築の粗さを感じ、これではまだ構築もプレイングも上手い人には勝てないなとも思います。
何にせよ、自分はポケモン対戦のなかで勝つこと以外に
①他の人が試していないオリジナルのアイデアを形にすること
②対戦相手をビックリさせること
に面白みを感じているので、今回の構築はかなり満足のいくものになりました。(もとのアイデアこそ他人のものですが)
これからも、楽しい構築を作りながらより高い順位をとれるよう精進したいと思います。

対戦してくださった方々、そして冗長な文章にかかわらずここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました!

五月祭2021 中間進化ダブル環境考察

アローラ!うたかたです。

本記事は、五月祭2021のポケモンサークルぽけっちの企画として行われる、中間進化ダブルの環境考察記事です。

ルール

・使用可能なのは中間進化ポケモンのみ。

・ベビィポケモン系列の中間進化可能。

・それ以外はシリーズ8のルールに準拠(コスモウムは使用可能)。

 

ティアリスト

雑に作ったティアリストです。

※筆者が注意して作成しましたが、万一このポケモンがいないぞ!等ありましたらTwitter@utakata_pokeまで連絡先ください!※

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ランク分けの目安。

Rank S:最強格。どの構築に入れても強いサポート役か、メタ対象となるアタッカー。

Rank A:上に続いて環境上位を占めるであろうポケモンたち。

Rank B:明確な強みがあり、目的に応じて採用されうるポケモンたち。

 

雑なんで、温かい目で見てください。特にCとDの区別は曖昧です。

 

個別解説

【Rank S】

・ピッピ

フェアリータイプが少なく、悪やドラゴンの通りがいいので重要。

技と特性も優秀で入れて損する構築がほぼない。

 

・ポリゴン2

多分このルールの最強ポケモン。合計種族値が最高で、火力と耐久のバランスがいい(85-80-90-105-95-60)。

ちょうど中間ほどの素早さをもつので、構築を見てトリックルームをしてくるのかダイマックスでそのまま殴ってくるのか判断する必要がある。

 

サマヨール

高耐久トリックルーマー。

豊富で厄介な補助技のほか、HPが全体的に低い環境なので、ナイトヘッドが十分な削りになっている。とくに地均しを打てるのが強く、サイドンニダンギルとの相性がいい。

 

・ラビフット

遺伝技でとびひざとふいうちを覚え、レベル技でとびはねるを覚えるのでほぼエースバーン。エースバーンが強いのでコイツも強いはず。

ポリゴン2を上からワンパンできるのも強い。HBポリ2なら意地珠とびひざで高乱数、H振りのみのダイマックスポリ2ならてだすけ意地珠とびひざで確定1発なので、いじっぱりで採用するのも視野。

 

・ギモー

こいつもほぼオーロンゲ。数が少ないフェアリータイプを持っているのも優秀。

 

【Rank A】

サイドン

合計種族値が高く、トリル下でラビフットに有利をとれ、ポリゴン2に対してもダイアースで打ち合っていくことが可能。一方でニダンギルには不利であり、ドサイドンのように4倍弱点を軽減する術もない。

 

トゲチック

ピッピとほぼ同じ理由で上位に。

rankAに下げられたのはピッピより特性が死にぎみだったからと記憶しているが、Cが低くなく強運ピントも強いしふつうにrankSかも。

 

メタング

逆にこいつはなんでAなんだ。威嚇無効と影や地均しで味方弱保しやすいところを評価したのかもしれないが、そもそもAがそんな高くないしSも中途半端だし...う~ん。

まぁでもDはニダンギルよりあるし補助してやればやれるやつなのかもしれない、しらんけど。

 

ジヘッド

はりきり双頭米津。悪とドラゴン通るしいける!って思ってたけど書いててみんなキッスかピッピ採用してきそうだしどうなのって感じだ。もしかしたらBかも。

火力はあるし、指フェアリーさえどうにかすれば相手の場を焼き尽くせるとは思います。あとギモーから電磁波とかトリック食らわないのが地味に偉い(嘘で、マジシャでボコされる)。

 

ヒノヤコマ

先制おいかぜたぶんつよい。

 

ニダンギル

AとBの種族値が高く、タイプ一致で打てるダイホロウとダイスチルが強力。トリル下ならラビフットやサイドンといった物理ダイマックスにまず負けないだろうという気持ちになる。

一方で特殊耐久は脆く、環境トップのポリゴン2に対して隙を見せる。

 

ニャヒート

二番目に耐久のある威嚇er(いちばんはハーデリア)。

ラビフット、サイドンニダンギルなど環境で幅を利かせる物理ポケモンをいかくセリフで弱体化できる。猫もうててつよいがバクアはできない。あと意外にかなり速い(8位タイ)。

 

・ドロンチ

S102という速さから器用な技たちを放ってくる。ただし壁は打てない。

いま種族値見て中間進化界のガブリアスみたいだなって思った。いやそうでもないか。

そらをとぶは覚えないが、アクロバットは覚えるのでふつうにダイジェットしてくる。威嚇効かないしダイマックス切っても全然強そう。

 

【Rank B】

だるくなってきたので軽く書く。

カメール

ねこあくびできて耐久がまああり、不足しがちな水打点を補える。

ピカチュウ

キョダイバンライ強そう。

ゴルバット

ねこ無効おいかぜ、と思ったらおいかぜできませんでした。。。でも数値はある。

ユンゲラー

S種族値1位タイ。高速高火力。地味にせいしんりょくトリルできる。

レアコイル

種族値。がんじょうで行動保証がありエレキネットでS操作できる。

・ラッキー

きせきがないルールなので物理方面は厳しいが、相手を選べば最強の詰め駒。

シードラ

そこそこ速くそこそこ火力のある、貴重な特殊水打点。すいすいとジェットはない。

・エレブー

種族値がかなり高い。S種族値1位タイ。

・ブーバー

種族値がかなり高い。特殊炎は対ニダンギルに有用なのでrankAでもいいかも。

ワカシャモ

かそくが優秀で、タイプ一致かくとうでポリ2に強い。でもそんな強くなさそうだしrankCかも

レントラー

いかくer。かいでんぱを打て、ボルトチェンジでサイクルを回せる。

ガバイト

種族値が高水準。範囲も優秀でワンチャンやれる。

ドテッコツ

タイプ一致かくとう。てつこぶマッパのスイープ性能が高そう。

ワルビル

いかくerだが、じしんかじょうで採用してアタッカーにするほうが強そう。

ゴチミル

かげふみが言わずもがな優秀で、猫サイチェン催眠などやられたら泡吹いて倒れる技が多い。ランクいっこ上かも。

オノンド

A種族値が高く耐久もわるくない。他のドラゴンに勝てないか。

オシャマリ

じつはうるおいハイボができる。耐久もあるが、Sが中途半端なのが難点か。

・バチンキー

ねことんぼグラスラと強い技揃い。上位に役割対象があまりいないか。

 

そのほか見返してみて

イノムー

こいつはrankCではない。耐久もあるしわざ範囲も優秀で礫が打てる。すばやさが足りないことを除けばかなり強い。Bか環境によってはAだと思う。

サナギラス/コモルー

とっしんしか覚えないみたいなポケモンかと思ってたらぜんぜん違ったし種族値もあるのでCはあると思う。

・テブリム

実はフェアリータイプない。

バニリッチ

実はゆきふらせない。

アママイコ

実は威厳ない。

 

特徴的な技・特性を持つポケモンたち

特徴的なわざ

ねこだまし

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トリックルーム

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・おいかぜ

このゆびとまれ

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有用な特性

・いかく

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・かちき

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ひらいしん

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・ちょすい

・もらいび

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・せいしんりょく

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・どんかん

クリアボディ

【おまけ】剣盾に登場する中間進化ポケモン種族値データ

表形式でまとまったものです。コピーしてExcelに張り付ければ自由にソートできます。左から、ポケモン名、H種族値、A種族値、B種族値、C種族値、D種族値、S種族値、合計種族値です。

 

ポリゴン2 85 80 90 105 95 60 515
ブーバー 65 95 57 100 85 93 495
エレブー 65 83 57 95 85 105 490
サイドン 105 130 120 45 45 40 485
レアコイル 50 60 95 120 70 70 465
ゴルバット 75 80 70 65 75 90 455
サマヨール 40 70 130 60 130 25 455
ヌメイル 68 75 53 83 113 60 452
イノムー 100 100 80 60 60 50 450
ラッキー 250 5 5 35 105 50 450
ニダンギル 59 110 150 45 49 35 448
ギギアル 60 80 95 70 85 50 440
シードラ 55 65 95 95 45 85 440
コドラ 60 90 140 50 50 40 430
コモルー 65 95 100 60 50 50 420
ラビフット 65 86 60 55 60 94 420
ニャヒート 65 85 50 80 50 90 420
バチンキー 70 85 70 55 60 80 420
ジヘッド 72 85 70 65 70 58 420
ハクリュー 61 84 65 70 70 70 420
ジャランゴ 55 75 90 65 70 65 420
フクスロー 78 75 75 70 70 52 420
メタング 60 75 100 55 80 50 420
オシャマリ 60 69 69 91 81 50 420
ジメレオン 65 60 55 95 55 90 420
オノンド 66 117 70 40 50 67 410
ガバイト 68 90 65 50 55 82 410
サナギラス 70 84 70 65 70 51 410
ドロンチ 68 80 50 60 50 102 410
トロッゴン 80 60 90 60 70 50 410
トドグラー 90 60 70 75 70 45 410
ドテッコツ 85 105 85 40 50 40 405
ゴーリキー 80 100 70 50 60 45 405
ワカシャモ 60 85 60 85 60 55 405
ヌマクロー 70 85 70 60 70 50 405
ジュプトル 50 65 45 85 65 95 405
リザード 58 64 58 80 65 80 405
カメール 59 63 80 65 80 58 405
フシギソウ 60 62 63 80 80 60 405
ゴースト 45 50 45 115 55 95 405
トゲチック 55 40 85 80 105 40 405
デンジムシ 57 82 95 55 75 36 400
ロゼリア 50 60 45 100 80 65 400
ユンゲラー 40 35 30 120 70 105 400
コスモウム 43 29 131 29 131 37 400
バニリッチ 51 65 65 80 75 59 395
クサイハナ 60 65 70 85 75 40 395
ガントル 70 105 105 50 40 20 390
ゴチミル 60 45 70 75 85 55 390
ニョロゾ 65 65 65 50 50 90 385
ガマガル 75 65 55 65 55 69 384
ヒノヤコマ 62 73 55 56 52 84 382
ランプラー 60 40 60 95 60 56 371
ハーデリア 65 80 65 35 65 60 370
ギモー 65 60 45 75 55 70 370
テブリム 57 40 65 86 73 49 370
ダブラン 65 40 50 125 60 30 370
ニドリーノ 61 72 57 55 55 65 365
アオガラス 68 67 55 43 55 77 365
ニドリーナ 70 62 67 55 55 56 365
レントラー 60 85 49 60 49 60 363
ドゴーム 84 71 43 71 43 48 360
ホイーガ 40 55 99 40 79 47 360
ハトーボー 62 77 62 50 42 65 358
メグロコ 60 82 45 45 45 74 351
コノハナ 70 70 40 60 40 60 340
ハスブレロ 60 50 50 60 70 50 340
ピッピ 70 45 48 60 65 35 323
ピカチュウ 35 55 40 50 50 90 320
アママイコ 52 40 48 40 48 62 290
キルリア 38 35 35 65 55 50 278
プリン 115 45 20 45 25 20 270
トランセル 50 20 55 25 25 30 205

 

参考文献

特徴的な技・有用な特性を参考にしました。このブログも超有用なので紹介も兼ねて貼っておきます。

seri7k.hatenadiary.com

【S19ダブル】おじさんと亀

f:id:UtakataNoKakioki:20210708005650p:plain

 

構築経緯

初手で「そっちがダイマックスすんの!?」ってなる構築を作りたく、シリーズ8環境のトルネロス+カイオーガの並びから着想を得てトルネロス+カメックスを使ってみることに。おいかぜだけでなくあまごいも有名で、カメックスをガンガンサポートしそうな見た目してるのがいいです。

liberty-note.com

初手でダイマックスを切る構築なので、基本選出の後発には詰め性能が高く捲られにくいことが要求されました。またカメックスダイマックスさせるプランも採りたいので、ホウゲキと相性がいいとなお良いです。これらを考慮して、後発には無難にウーラオスとゴリランダーを採用しました。
カメックス構築の運用、ウーラオスとゴリランダーの調整は以下の構築記事を参考にしました。

note.com

この4体を確定枠として試運転してみて、最後の2枠には①トルネロスカメックスの両方が不利をとるでんきタイプ②ダイジェットの打ち合いで上を取られるような並び(ドラパ+エレキ、雨グドラなど)への対策が必要だと感じました。いろいろ考えた結果、①に対してはひらいしん枠で、②に対してはトリックルームによる切り返しで対応するのがいいだろうと思い、ポリゴン2とガラガラ(アローラ)を選びました。
この2匹は両方トリックルーム適正があること、サイドチェンジの採用で縦横両方の補完がとれることがメリットだと考えました。

画像

使ってみてね~

個体紹介

トルネロス

 

トルネロス化@いのちのたま(いたずらごころ・おくびょう)

155(4)-×(0)-90(0)-177(252)-100(0)-179(252)

エアスラッシュあくのはどう/こごえるかぜ/おいかぜ

ぽけっとふぁんくしょん!
 

主にダイマックスを切って相手を殴っていきます。
技構成はダイジェットのベースになり非ダイマックスでも使えるエアスラッシュ、ダイアークでしおふきの火力を増強できるあくのはどうダイマックス権をカメックスに譲るときにサポートとして使えるこごえるかぜおいかぜです。
アタッカーとしての性能を重視して臆病CSにしましたが、ダイマックスした状態での打ち合いに弱い(確2に押し込まれる)ので耐久に振るのも一考かもしれません。相手のダイマターンを枯らす目的でけっこうダイウォールします。

カメックス

 

カメックス@うしおのおこう(げきりゅう・ひかえめ)

169(116)-×(0)-121(4)-150(252)-126(4)-115(132)

しおふき/あくび/ねこだまし/まもる

ぽけっとふぁんくしょん!
 

ダイマックスする振りをします。たまにダイマックスします。
技構成は威力150のホウゲキになり、範囲技としてダイマックスを切らなくてもダメージを狙えるしおふき、HPが削れても仕事ができるようにあくび、初手でしんどいポケモンの動きを止められるねこだまし、生存意識のまもるです。
火力も耐久も中途半端ですが、Sが上昇した状態から振り回すあくびはかなり強力でした。ダイマックスしたときに草タイプへの打点になることかられいとうビームも一考の余地があると思います。ここでは非ダイマックス状態での性能を重視して上記の構成になりました。

ウーラオス

 

ウーラオス悪@きあいのタスキ(ふかしのこぶし・ようき)

175(0)-182(252)-121(4)-×(0)-80(0)-163(252)

あんこくきょうだ/インファイト/ふいうち/まもる

ぽけっとふぁんくしょん!
 

どの構築にもいるポケモンです。特に説明することはありません。

ゴリランダー

 

ゴリランダー@きせきのタネ(グラスメイカー・いじっぱり)

197(172)-194(252)-111(4)-×(0)-91(4)-115(76)

グラススライダー/ウッドハンマーねこだまし/まもる

ぽけっとふぁんくしょん!
 

カメックス軸と相性のいい後発ポケモンです。
調整、技構成ともに上に引用したさとちんさんの記事を参考にしました。
はたきおとすをねこだましに変更したのは、初手に出して猫+トリックルームの動きができるようにしたかったからと、ウーラオスが横にいるときの詰め性能が上がると考えたからです。Sを1段階上昇でウーラオスを抜くラインまであげることは必須だと思います。

ポリゴン2

 

ポリゴン2@しんかのきせき(ダウンロード・なまいき)

192(252)-×(0)-142(252)-125(0)-127(4)-58(0)

トライアタック/かいでんぱ/トリックルームじこさいせい

ぽけっとふぁんくしょん!
 

トリックルームを張ってもらうためにいれました。
技構成はタイプ一致で最低限の火力が出せるトライアタック、コンセプトのトリックルーム、詰めの場面で使うかいでんぱじこさいせいです。調整は配布された個体の流用なので適当です。
トリックルームを構築に加えたことで、中速のカメックスとゴリランダーを活かす立ち回りの幅が増えたのはよかった気がします。かいでんぱはサンダーやGファイヤーはテッカグヤといった特殊ダイジェッターを涙目にするためにも使えるな~と思っていたのですが、あんまり当たりませんでした。打つ機会が少なかったので、この枠はなにか別の技に変えてもいいと思います。

ガラガラ(アローラ)

 

ガラガラ炎霊@ふといホネ(ひらいしん・ゆうかん)

155(156)-145(252)-143(100)-×(0)-100(0)-45(0)

フレアドライブ/シャドーボーン/ホネブーメラン/サイドチェンジ

ぽけっとふぁんくしょん!
 

雷を吸ってもらいます。
技構成はタイプ一致打点のフレアドライブシャドーボーン、タスキを貫通できダイマックスわざとしても強力なホネブーメラン、ダイウォールのもとになり非トリックルーム下でも仕事ができるサイドチェンジで完結しています。
この子の役目は初手のレジエレキをはじめとした電気タイプに「裏のガラガラにダイサンダー吸われたくないな~」と思わせることであり、環境に蔓延する悪ウーラオスに滅法弱いため実際に選出することはあまりありません。
珠ブリザポスのA+1ダイアース(10まんばりきベース)を5割強で耐えるよう調整していますが、こちらのダイバーンも晴れ下かB-1でないと耐えられるので頑張って上をとらないと厳しそうです(あたったことなし)。

 選出パターン

【基本選出】

先発:Incarnate Forme+Blastoise Sprite

後発:f:id:UtakataNoKakioki:20200906010348p:plain+Urshifu Sprite

トルネロスダイマックスで不意をうちアドをとれそうな構築、追い風下のキョダイカメックスが刺さっている構築に選出します。またよくわからない構築に対してもとりあえず選出してトルネロスダイマックスしていきます。

  • 対おいかぜ
    相手視点だとトルネロスのおいかぜで上を取られたくないので、相手の行動はおいかぜを合わせるか、挑発でこちらのおいかぜを封じるかだと思います。したがって、猫+ダイジェットを追い風erに集中でアドをとれます。(エルフーン想定です。耐久のある追い風erは知りません。)
  • トリックルーム
    初手でトリックルームを起動しようとしてくる場合、相手視点ではトルネロスの挑発をなんとか防がないといけません。したがって、猫(ガエンなど)+ポリゴン2 or サマヨールのような並びにはダイアーク+しおふきをトリル役に集中することで爆アドの翁です。指+高耐久トリル or タスキトリルの並びは、起動を止められずまたトリルターンを凌げないので、このようなときは後述のトリル選出をして、相手のS操作に合わせていきます。また、スイッチトリル(トリル起動要因が後発に控えている選出)も苦手です。
  • 対レジエレキ
    こちらの初手の二匹が、初手に出てきやすいレジエレキを苦手としているので不利に見えます。しかし、相手視点はダイマックスしたり10まんボルトで削りを行おうとしてガラガラに無効化されるのが最もイヤなパターンなので、エレキネットで確実にダメージを与えつつS操作をしていくのが安全な選択肢になります。したがって、レジエレキ方向への猫+ダイアークが通ります。

どれも相手依存ではありますが、起こりやすい展開に対し意表を突きやすいのがトルネロスダイマックスさせる強みかなと思います。
実際はこのように簡単にアドをとれる対面ばかりではないですが、相手が初手ダイマ構築ならダイウォール/まもるを駆使して相手のダイマックスを枯らしつつ削ること、打開ダイマ構築なら初手の2匹を確実に落としてあげるor欠伸で機能停止に追い込むことを意識すれば、後発2匹の驚異的な対面性能のおかげでなんとかなることも多いです。

トリックルーム選出】

先発:+( f:id:UtakataNoKakioki:20210707103937p:plain or f:id:UtakataNoKakioki:20200906010348p:plain )

後発:( f:id:UtakataNoKakioki:20210707103937p:plain , f:id:UtakataNoKakioki:20200906010348p:plain ,Marowak Sprite ,f:id:UtakataNoKakioki:20210707104045p:plain)から2匹

なんかはっきりしない物言いになってしまいました。ダイジェットの打ち合いで押し負けそうだったり、相手のトリルに合わせたりしたいときに使う選出パターンです。
先発でねこだましによる補助を受けたりしながらトリックルームを張り、後ろからダイマックスエースを出します。ダイマ権を使うのはガラガラに限らず、相手に応じてカメックスやゴリランダーにも使っていくことを考えて選出しましょう。ゴリランダーも思ってるよりDM適正があるので、非ダイマ半減相手なんかにも怯まず積極的にキョダイコランダを打っていいと思います。

  • 対ダイジェットが追いつかないパーティー
    冒頭でも書きましたが、ドラパルト+レジエレキやトノグドラみたいなのが当てはまります。猫+トリックルームで展開して、素早さ有利な状況からこちらのダイマックスポケモンを通していきます。
  • 対特殊ダイジェッター
    前述したサンダー、ガラルファイヤー、テッカグヤなどはトルネロスのダイジェットに耐性がある(あるいは特殊耐久が非常に高い)ため、ポリゴン2を選出してトリックルームを張ってから、上からかいでんぱを連打するのが有効です。
  • 対トリル(防げなさそうなヤツ)
    初手でトリックルームを張られてしかも相手が3匹以上残っているような盤面では、トルネロスダイマックスを切ってしまっているとまず負けます(だいたいブリザポスがエースなので)。そこでポリゴン2をこちらも選出し、耐久力を役立ててトリルターンを枯らしたり、トリックルームを解除していったりすることで優位に動ける盤面を作っていきます。ブリザポスが強すぎてどうやっても不利ですが頑張りましょう。

さいごに

強い構築では必ずしもないですが、面白いアイデアを形にできたことには達成感がありますね。勝率が良かったので上を目指したかったのですが、課題とスプラトゥーンをやってたら6月が終わりました。スプラ3の発売までにはウデマエXに乗りたいところです。

【2020駒場祭 ダブル部内戦構築】トルネグロス+マンムー

【構築経緯】

マンムーというガラルのヒョロガリが実は強いことを証明したかった。

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この環境で凶悪な性能を誇るブリザポスにダイマックス状態で打ち合えるメタグロスダイマックスエースに据えることをまず決めました(情報が遅い)。メタグロスを通すうえで、中途半端な素早さを補うためにトリックルームや追い風といった素早さ補助が重要だと思われますが、ここは好みでおいかぜを選択。トルネグロスという並びで味方弱点保険のコンボを使っていけるのもこの選択の大きな要因になっています。

というわけでトルネグロスの構築を検索して、トップに出てきたリバティノートのRipexさんの構築を参考にほぼパクりました(急に雑)。

 

liberty-note.com

 

使用個体のうち、トルネグロスヒレは参考元と同じもの、ガエンはBoxにいた似た調整のもの、サンダーとマンムーはぶっぱです。こんな雑で自己満足の劣化パクリ構築なんで、個体紹介は上の記事を読んでもらうことにして(めちゃくちゃ完成度の高い構築なので読み得です)、マンムーの使用感をメインにお話していきます。

 

マンムー

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持ち物:きあいのタスキ
特性:どんかん
実数値(努力値):185-200(252)-100-x-81(4)-132(252)
技構成:じしん / 10まんばりき / つららおとし / こおりのつぶて

 

使いたいがため、ウーラオスと交代で構築に入ってきたガラルの原住民。じめん+こおりというタイプは攻撃面においてとても優秀で、タイプ一致でダイジェットを打てるひこうタイプと、相手のダイジェットを半減に抑えられるでんきorはがねタイプといった、今の環境に多いポケモンにたいしてタイプ一致で抜群の技を打ちこんでいけます。一方で耐性面は貧弱で、強力なダイスチルやダイナックルを抜群で食らいますし、防御と特防の種族値も物足りないです。

最初はダイマックスで抜群打点を押し付けていけるいのちのたまを持たせていましたが、ダイマックスしても耐久がこの準伝環境ではどうにも貧弱で、すぐ倒されてしまうことが多く使い心地は微妙でした。そこで、ダイマックスは基本的に切らずに非ダイマックス状態で打ち合いことを主な方針とし、持ち物は耐久を補って場に生存できるターンを伸ばせるきあいのタスキとしました。先制技のこおりのつぶてと相性のいい持ち物です。

技構成に関して、上記のこおりのつぶてと氷技枠のつららおとしはほぼ確定ですが、残りの技で非常に悩みました。地面技として優秀な範囲技のじしんがあり、この技はトルネロスやサンダーと並べたときに相性がいいですが、メタグロスやシュカのみを持ったガオガエンがいる場合には打ちたくない技です。そのため、10まんばりきの採用が安定しそうですが、まもるダブルバトルには重要で、そうなると技枠が足りません。

最終的に、まもるを抜きました。難しい選択ですし使用者によっても異なるとは思いますが、有利対面で地震を打ってダメージアドバンテージを強引に稼ぎにいきたかったのと、タスキ枠に守るを搭載しても結局ウーラオスダイマックス技に貫通されてタスキの強みが無駄になってしまうことを懸念したからです。また、私自身が特段の考えもなしに漫然と守ってダブルバトルをやっている気になっていたような気がしていたのも一つの理由でした。

 

基本的な立ち回りとして、初手にトルネマンムーで選出して素早さサポートを行いながらダメージを蓄積させ、マンムーが倒れたところで後ろからメタグロスを出しダイマックスで制圧、バフをレヒレに乗せて詰めていく、というものがありました。これが決まれば強く、フリー対戦企画ではそこそこの勝率を収められました。

 

【ウーラオスを抜いたことによる改悪点】

マンムーを採用するために一撃ウーラオスをパーティーから外したわけですが、これによるデメリットも無視できないほど大きいです。

まず、終盤の詰めが難しくなるという点があります。一般的に、終盤ではお互いダイマックスを使いきった状態ですので、守るという技がお互いの命運を握る重要な技になってくるわけで、これを無視して攻撃できるウーラオスは終盤最強の詰め駒と言えるでしょう。これを失った本構築では、終盤の詰めは原案と比べて弱いです。

また、能力(特に防御の)上昇による影響を受けやすいのも本構築の弱点です。ウーラオスは確定急所のあんこくきょうだでこれを無視できるわけですから、当然この点はウーラオスに軍配が上がります。(ゲーフリさん、このポケモンに色々与えすぎではないですか?)

さらにより具体的な点ですが、本構築はクレセリアの突破手段がかなり薄いです。一致抜群をとれるウーラオスが抜けて、マンムーはふゆうでじしんが効かないので、クレセリアが重いのは明らかでしょう。サポート役として優秀でそこそこ攻撃もできるこのポケモンに好き勝手されるのは非常に厄介です。
弱点保険が発動したメタグロスで攻撃していくしかないですが、それは相手視点でも明白ですしグロスを真っ先に処理しにかかるでしょう。厳しいことは変わりありません。ガオガエンDDラリアットが対抗策になりうるかとも考えましたが、ダメージ計算したらHBクレセに乱3で泣きました。

 

【まとめ】

マンムーは悪くない性能ですが、この構築により合うのはウーラオスでしょう。いつかマンムーが真価を発揮できる構築を見つけてみたいですね。

以上お読みくださりありがとうございました。指摘などあれば @utakata_poke まで。

【剣盾シーズン10ダブル】ニューラセキタンザン【最終516位】

ポケモン剣盾シーズン10のダブルバトルの使用構築の記事です。

実際は構築がいくつかあって、毎試合コロコロ変えて使っていたため「この構築の純粋な結果が最終516位である」というわけではないのですが、序盤終盤で特に多く使っていたので、構築記事という形で記録しておきたいとます。

構築経緯

新シリーズ移行によるルール変更があり、前シーズンまでのパーティーが軒並み使えなくなったので、全く新しい構築を組むことになりました。

楽しそうなギミックをいろいろと候補にしていましたが、Boxでずっと倉庫番をしていた色ニューラを使えるのを魅力に感じ、ニューラセキタンザンを組むことにしました。合法的(?)に未進化ポケモンが使えるのも楽しいポイント

蒸気機関発動のサブプランとしてアクアジェット搭載のアシレーヌと、キョダイフンセキの定数ダメージによって削れた相手を倒しきる鉄の拳ローブシンを採用。さいごにセキタンザンの苦手とする水タイプのダイマックスエースに対抗する珠ナットレイと、ナットレイを活かすためのトリックルーム起動役としてサマヨールを採用して完成です。

 画像

 

個体紹介

セキタンザン

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持ち物:じゃくてんほけん
特性:じょうききかん
実数値(努力値):186(4)-x-140-145(252)-110-82(252)
技構成:メテオビーム / ねっぷう / ソーラービーム / まもる

 

この構築のエースです。よく知られているコンボではありますが、ニューラのなみのりからじゃくてんほけん&じょうききかんを同時起動させて制圧していきます。

火力が足りないので、性格は控えめのCSぶっぱ。ミラーへの打点もないため、環境の素早さを見て耐久のほうに努力値を回してみるのもアリだったかもしれません。

技構成は、キョダイフンセキのダメージを意識したメテオビーム、範囲技でタイプ一致技のねっぷう、苦手な水・地面タイプへの打点となるソーラービーム、4倍弱点で狙われやすいためまもる。
ソーラービームの枠は地面技が入ることもありますが、相手のセキタンザンは後ろのアシレーヌで倒すつもりなので不採用としています。

じょうききかんさえ発動すれば驚異的な速さから攻撃できることが魅力です。4倍弱点をとても食らいやすいため、ダイマックスをしたのに1ターンで倒される、ということがないよう立ち回りたいです。

 

ニューラ

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持ち物:きあいのタスキ
特性:せいしんりょく
実数値(努力値):162(252)-x-76(4)-x-95-183(252)
技構成:なみのり / イカサマ / ちょうはつ / ねこだまし

セキタンザンのじょうききかんコンボの起動役です。マニューラではないのは特性によりねこだましの追加効果を受けないのを高く評価したため。進化前ですが、S115とギミック起動役として十分な素早さがあります。

起動の速さをとって最速、セキタンザンのダメージを考慮して特攻に下降補正をかけ、余りはHに回しました。

技構成はコンボ用のなみのりあって損なしねこだましトリックルームやキノコのほうし対策のちょうはつ、さいごには場に放置されたときにも相手に負荷をかけていけるようにイカサマとしました。
イカサマがほんとうに強く、なみのり使用後も最低限の削りを行えますし、なみのりでうっかり相手のじゃくてんほけんを発動させてしまったときにも役立ちました。タイプ一致で打てるために、等倍物理ポケモンなら非ダイマックス状態で2発で倒せる程度のダメージは出ます。

ニューラ(マニューラ)セキタンザン構築にテラキオンコバルオンビリジオンが入っていることが少なくなかったですが、イカサマを抜いてふくろだたきを採用しないといけないとなるとこれはロマン寄りな気がします。

 

ローブシン

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持ち物:とつげきチョッキ
特性:てつのこぶし
実数値(努力値):212(252)-211(252)-116(4)-x-85-65
技構成:ドレインパンチ / かみなりパンチ / れいとうパンチ / マッハパンチ

 

キョダイフンセキの定数ダメージで削れた相手のポケモンを火力のある先制技で刈り取る役割を持たせています。有名な構築である(とぼくが認識している)三幽獄炎武神からのアイデアです。

liberty-note.com

珠を譲っていることからとつげきチョッキでの採用です。

調整を考えずにHAぶっぱとしましたが、メガネニンフィアハイパーボイスを耐える調整がリバティノートの育成論にあったので、そちらも一考です。

技構成については、チョッキを持たせた場合に標準的であろうドレインパンチかみなりパンチれいとうパンチマッハパンチを選びました。

素早さラインが非常に難しいポケモンだと思いますが、個体値さいこうの努力値無振りで特に困ることはなかったと記憶しています。
ただ、アシレーヌとの素早さ関係が不明瞭なのを嫌う場合は、無補正無振りS0として最遅アシレーヌ抜かれ最遅モロバレル抜きくらいのラインに調整してもいいかもしれません。

 

アシレーヌ

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持ち物:オボンのみ
特性:げきりゅう
実数値(努力値):187(252)-x-94-195(252)-137(4)-58 (※A,S個体値0)
技構成:ハイドロポンプ / ムーンフォース / まもる / アクアジェット

 

第二のじょうききかん発動役です。

技構成は先制でコンボを起動できるアクアジェット。タイプ一致で火力を出せ、ダイマックス技としても使えるハイドロポンプムーンフォーストリックルームやおいかぜのターンも稼げるまもる

状況に応じてダイマックスもするため、うるおいボイスではなくげきりゅうで採用しました。はじめは速い個体を使っていましたが、後述のサマヨナットの採用を機に最遅に変更。アシレサマヨナットで選出してトリックルームから展開していくサブプランが強力です。
ハイドロポンプを一度も外さなかった超絶えらい子。

ナットレイ

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持ち物:いのちのたま
特性:てつのトゲ
実数値(努力値):181(252)-160(252)-151-x-137(4)-22 (※S個体値0)
技構成:パワーウィップ / ジャイロボール / ボディプレス / まもる

 

なんと、第二のダイマックスエースとしての採用です。

セキタンザン構築を組む際に、ラプラスアシレーヌや雨パ(ルンパッパ・キングドラ)が非常につらく、こちらのアシレーヌダイマックスを使って打ち合っても五分以下にしかならないと考えたため、このポケモンたちの有利に立ち回れるダイマックスエースを探しました。
これらの構築はすいすい・おいかぜ・トリックルームなどS操作が豊富にあり、水わざ以外にも氷/電気/フェアリー/草/ドラゴンと技範囲が非常に広いです。上からこれらの技を打たれても打ち合いを制することができるポケモンを考えた結果、このポケモン以外ヒットしませんでした。
ダイマックスを積極的に使用するプレイヤーはなかなかいないポケモンですが、こうげき種族値が94あり、いのちのたまを持たせればダイマックスエースとして最低限の火力を出せると判断し、採用に踏み切りました。

技構成はタイプ一致高火力のパワーウィップジャイロボール。終盤にお互いナットレイが残ることが多いことを考えて、ダイスチル使用後に火力の出せるボディプレス。4倍弱点わざを防ぐためのまもるで確定です。

使ってみた感想ですが、高い耐久によってダイマックスの3ターンを使いきれることが多く、想像した以上に火力が出るため使用感はよかったです。トリックルーム下ではモロバレルのキノコのほうしに泣かされがちですが、草タイプでそれが効かないのも高評価。炎わざも1度ならだいたいの場合耐えられます。
ただし炎タイプとの打ち合いとなると不利なので、炎タイプはいるが選出されたか分からない状況では、アシレーヌサマヨールとで交代戦を仕掛けながら慎重に立ち回ります。

 

サマヨール

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持ち物:しんかのきせき
特性:おみとおし
実数値(努力値):147(252)-x-200(252)-x-151(4)-27 (※S個体値0)
技構成:ナイトヘッド / てだすけ / トリックルーム / サイドチェンジ

 

優秀なサポート役。

前期までの流用でHB特化。今期は環境が特殊に寄っていたらしいのでHD調整にしたほうが良かったのかもしれない。

わざは標準装備のナイトヘッドトリックルームに、ナットレイのやや足りない火力を補強するてだすけ。さいごに高耐久を活かして味方の身代わりになっていくサイドチェンジを搭載しました。

この構築におけるサイドチェンジですが、非常に器用な動きができるわざです。前述のとおり隣のアタッカーを弱点技からまもるだけでなく、ファイアローの挑発をかわしつつアシレーヌで倒したり、モロバレルのキノコのほうしを隣のナットレイで無効化することが出来ます。
1ターン目から使うことで相手の深読みを誘発できたりもします。2度目以降は読まれてもできるだけ取り返しのつくような形で使うことを心掛けました。また、この技を積極的に使う以上、読まれて負けてもキレないよう自分に言い聞かせていました。

 

基本選出

【メインプラン】

先発:ニューラ + セキタンザン
後発:刺さっている2体 

 

セキタンザンにダイマックスを切ってそのまま制圧できると判断したときの選出です。セキタンザンは4倍弱点で狙われやすいので、実際にこの選出ができることは少ないですが、裏を返せばできたときは非常に強力です。
後発で選出するパターンですが、

 

【サブプラン】

先発:サマヨール + アシレーヌ (ナットレイ)
後発:ナットレイ (アシレーヌ) + セキタンザンorローブシン

 

サイクルを回すことで非常に柔軟な戦い方のできる選出です。サブプランとして導入した戦い方ですが、こちらの方が選出回数は多かったと記憶しています。
おいかぜ軸(ラプアロー、パッチアロー)に対しても出し、初手サイドチェンジ+ハイドロポンプで挑発を避けながらファイアローを倒し、2ターン目以降にトリックルームを使うプレイングをよくしていました。

セキタンザンとローブシンは基本的に刺さっている方を選びます。非ダイマックス状態で動かすにはローブシンの方が強いですが、セキタンザンを選出しておくと非ダイマックス状態のサイクルで相手をいなしてから後発セキタンザンダイマックス+アシレーヌアクアジェットというプレイングもできるのが強いです。

レンタルパーティー

f:id:UtakataNoKakioki:20201004183423p:plain

実はニューラのCを妥協しています。お試し程度にどうぞ。

さいごに

レートは最終最高1797でした。TLを見ているとまだまだ未熟だと思いますが、ひとまず自己ベストを記録出来てよかったです。大学が始まって時間の余裕は少なくなっていきますが、ここで止まらずもっと上を目指していきたいですね。

読んでくださりありがとうございました!